2019ドーハ世界陸上で競歩20キロ金メダルに輝いた山西利和選手。”京大出身”として話題になりました。京都大学では何学部にいて、その京都大学の学部で何の勉強をしていたのでしょうか。また山西利和選手の出身小学校は、陸上が盛んだったのでしょうか。出身小学校や少年時代の様子も振り返ります。山西利和選手は現在、陸上競技で日本人唯一の世界ランキング1位となっています。2020年東京五輪でも活躍が期待される、山西利和選手について調べました。
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山西利和(競歩)の京都大学の学部は?
引用:https://www.youtube.com/
京都大学出身の山西利和選手。2014年に京都大学工学部物理工学科に、現役合格されています。4年間宇宙工学や原子力、プログラミングなどを研究されていました。ホームページを見ましたが、数年後、数十年後に実現できるような新しい技術を創り出すための土台作り、基礎的な研究をする学部のようです。
こういった方々の日々の研究のおかげで、世の中に新しい技術やサービスが出来て、私たちが将来使えるようになるんですね。ちなみに「自宅から通えて、研究もしっかりできて、陸上もそこそこ強い大学だから」というのが京都大学を選んだ理由だそうです。
日本トップクラスの大学に現役合格するには相当な努力が必要です。部活と受験勉強を両立させるのは体力的にも精神的にも大変です。山西利和選手は普段から努力されていたからこそ、素晴らしい結果を出すことが出来たんでしょうね。本当にすごいですね。
山西利和(競歩)の出身小学校や中学高校は?
引用:https://www.jaaf.or.jp/
山西利和選手の出身小学校は残念ながら特定できませんでした。小学生の頃は水泳を習っていたそうですが、運動は全体的に苦手で、学校内で行われたマラソン大会も最下位から数えた方が早かったそうです。
しかしそんなある日、学校で自分が走った分だけ進むことが出来るボードゲームのようなイベントが始まり、山西利和選手は夢中になり毎日授業前に走るようになったそうです。その結果、マラソンが好きになっていたそうです。
ゲーム感覚でやれることって大事だと思います。好きになると夢中になって取り組むので、いつの間にか上手くなっていたりもしますからね。卒業後、長岡第三中学校では陸上部に所属。長岡第三中学は陸上が盛んな学校で、京都府大会・近畿大会・全国大会などで毎年のように入賞する選手もいるようです。
また長岡京市全体がとてもスポーツが盛んな都市なようで、澤穂希選手とも日本代表でプレーしていた元なでしこジャパンGK海堀あゆみさんも長岡京市出身です。
高校は堀川高等学校に進学されます。偏差値は65-72を誇り、京都府内全体でも2番目、公立では1位です。優秀な生徒が集まっている証拠に、定員160人に対し18年度の進学実績で京大は46人、東大が6人もいらっしゃいます。
また色んな事に興味を持てる生徒が集まってきており、同校の卒業の有名人では、バイオリニストの葉加瀬太郎さんや俳優の藤田まことさんがおり、芸術面や文化面の教育でも優れているようです。陸上の面では高校時代に競歩に本格的に転向し、高校3年生の時に世界ユース選手権で10000m競歩で優勝を果たします。
山西利和(競歩)が競歩を始めたきっかけは?
引用:https://www.tokyo-np.co.jp/
高校時代の陸上部顧問の存在と先輩方の姿を見てやってみようと思ったのが、始まりのようです。当時は練習して改善点を修正して、良い結果が出たのが楽しかったみたいですね。スタートで楽しいか、楽しくないかの感覚は重要だと思います。やる気を持続させるのが一番難しいですから。
競歩を始めてどうだった?
顧問の勧めで、高1の6月に練習で歩いてみた後、おもしろそうだと言ったら、翌日からのメニューに競歩が組み込まれていた(苦笑)。それから長距離走と競歩を並行して練習し、8月に競歩の京都府新人戦に出た。その大会で優勝でき、近畿大会でも4位に入れた。練習してフォームを改善するだけで、記録が伸び、結果が出て楽しかった。最初はそんな感じかな。
引用元:愛知製鋼HP https://www.aichi-steel.co.jp
山西利和(競歩)の家族構成や兄弟は?
引用:https://www.bbm-japan.com/
山西利和選手はご両親と弟の4人家族です。ご両親と弟さんに関する詳細な情報は残念ながらありませんでした。山西利和選手が京都大学出身、そして世界選手権で金メダルを取るアスリートにまでなられたので、ご両親も自慢の息子さんでしょうね。
山西利和(競歩)についてネットの反応は?
ドーハ2019世界陸上でのレースを見ていた方も多く、Twitter上では話題になっていました。ただ、20キロ競歩で世界陸上や五輪を通じて日本人初の金メダルに輝き、東京五輪内定したことを考えると少し控えめな反応かなと思うのが正直なところです。私も恥ずかしながら知りませんでした。
朝起きてTVつけたら
世界陸上の20km競歩🚶💨
山西選手が現在1位🎵
あと1km💦
頑張れ👊
50kmに続き日本人連覇へ‼️
金メダル🥇#世界陸上2019 #20km競歩#山西利和— ippei (@peipeiswallows) October 4, 2019
アジア大会第12日(29日) #陸上 男子20km競歩で山西利和選手が1時間22分10秒で銀メダル、女子20km競歩では岡田久美子選手が1時間34分2秒で銅メダルを獲得しました。https://t.co/UXzMG2wjME #がんばれニッポン #AsianGames2018 pic.twitter.com/0FrwLjCIbz
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) August 29, 2018
山西利和選手の世界陸上での優勝で、東京五輪では競歩という競技全体への注目、山西利和選手の活躍に期待が集まることは間違いないので、応援していきましょう!
山西利和(競歩)の経歴は?
引用:http://skippbeat.hatenablog.com
山西利和選手の主な経歴です。特筆すべきは自分で練習メニューを考え、それを記録として残し分析している点です。陸上は個人競技で自分と向き合う時間が多いです。調子が悪くなったり、タイムが伸びなかったときに、その時期を耐え乗り越える強靭なメンタルが必要です。
私だったらコーチや共に走るランナーを求めてしまいます。自分では気づけない修正点の指摘や練習メニューの考案、励ましてくれる存在がいることで悪い時からの立ち直り、成長できると考えてしまうからです。
でも山西利和選手は全てご自分でやられています。そしてそれを毎日継続されています。自己管理能力の徹底と高さ、モチベーションの維持能力が凄いと思いますし、なかなか真似できることではありません。その管理能力の高さが仕事やこれまでの勉強にも活きているのかもしれませんね。
2017年
日本選手権競歩 20km 3位
全日本競歩能美 20km 8位
国体 10000m 3位2018年
日本選手権競歩 20km 2位
アジア大会 20km 2位
国体 10000m 3位2019年
日本選手権競歩 20km 3位
全日本競歩能美 20km 1位
世界選手権 20km 1位自己ベストタイム:1:17:15
山西利和さんのプロフィールや出身高校についてはコチラから!
⇒山西利和(競歩)のwiki風プロフィールは?出身高校や大学が凄すぎる!
山西利和(競歩)のプロフィールは?
引用:https://www.asahi.com/
生年月日:1996年2月15日(23歳)
出身地;京都府
身長/体重:164cm/54kg
出身高校:堀川高校
出身大学:京都大学(工学部物理工学科)
所属:愛知製鋼
山西利和(競歩)京都大学の学部は?出身小学校や中学高校をチェック!まとめ
山西利和選手は文武両道を高いレベルで極めている選手です。高校は京都府内2位の偏差値65以上の堀川高校出身で、そこで競歩に出会いました。そして大学は京都大学に現役合格されます。当初は”京大出身”ということで実力以上の注目を浴びることに戸惑いがあったようです。しかし、自ら考えた練習メニューをこなしながら自分の記録と向き合い、徹底された自己管理を日々続けてきました。その結果2019年に全日本競歩能美大会や世界選手権で優勝されています。また自己ベストも毎年更新されています。2020年での東京五輪でもメダルが期待されています!応援していきましょう!
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